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Majjhimanikāya (中部経典) 目録 (1/3)

[マッジマ・ニカーヤ][経典]

中部経典のパーリ語タイトルと南伝大蔵経での和文タイトルとの対応、 World Tipiṭaka CSCD へのリンク表です。

[ Majjhimapaṇṇāsapāḷi 中分五十経篇][ Uparipaṇṇāsapāḷi 後分五十経篇]

Mūlapaṇṇāsapāḷi 根本五十経篇(World Tipiṭaka , CSCD )

Mūlapariyāyavagga 根本法門品(World Tipiṭaka , CSCD )

1(1) Mūlapariyāyasutta根本法門経(World Tipiṭaka)(CSCD)
2(2) Sabbāsavasutta一切漏経(World Tipiṭaka)(CSCD)
3(3) Dhammadāyādasutta法嗣経(World Tipiṭaka)(CSCD)
4(5) Bhayabheravasutta怖駭経(World Tipiṭaka)(CSCD)
5(5) Anaṅgaṇasutta無穢経(World Tipiṭaka)(CSCD)
6(6) Ākaṅkheyyasutta願経(World Tipiṭaka)(CSCD)
7(7) Vatthasutta布喩経(World Tipiṭaka)(CSCD)
8(8) Sallekhasutta削減経(World Tipiṭaka)(CSCD)
9(9) Sammādiṭṭhisutta正見経(World Tipiṭaka)(CSCD)
10(10) Mahāsatipaṭṭhānasutta念処経(World Tipiṭaka)(CSCD)

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サーリプッタ尊者の生涯 (2)

[サーリプッタ尊者][Access To Insight]

Access to Insight Library にあるNyanaponika Thera による"The Life of Sariputta"を訳してみたものです。


目次
  • 序文
  • 第I部:誕生から阿羅漢になるまで
  • 第II部:智慧の完成
    • 友情
    • 他の人を助ける者
    • (解脱の)獲得
    • 法輪を転ずる者
    • サーリプッタ尊者の親類
    • 害意のない者
  • 第III部:彼岸
    • 最後にお返しされた借り
    • チュンダ経(Cunda Sutta)
    • ウッカチェーラ経(Ukkacela Sutta)
  • 第IV部:サーリプッタ尊者に関連する経典
  • 第V部:ジャータカにおけるサーリプッタ尊者
  • 付録:サーリプッタ尊者とマハーモッガラーナ尊者の遺骨についての覚書
  • 注釈

第I部:誕生から阿羅漢になるまで

物語は、インドの二つのバラモンの村で始まります。そこは、ウパティッサとコーリタと呼ばれ、都市ラージャガハから遠くないところにあります。私達の知っているブッダがこの世に現れる前に、ウパティッサ村に住む1サーリという名のバラモン人の婦人が、懐妊しました。そしてまた、コーリタ村でも同じ日に、モッガッリという名のバラモン人の婦人も懐妊しました。この二つの家族は、近い血縁関係にあり、七世代に渡ってとても仲良くしてきました。この二つの家族は、妊娠の最初の日から、この将来の母親達に与えるべき面倒を与え、十ヶ月後の同じ日に、両方の婦人は男の子を生みました。命名の日に、バラモンの婦人サーリの子は、その村の一番の家の息子として、ウパティッサと名付けられました。同じ理由で、婦人モッガッリの子はコーリタと名付けられました。

少年達が大きくなると、教育を受け、全ての科学に精通するようになりました。それぞれが五百人のバラモンの若者の従者を持っていました。スポーツやレクリエーションに河や公園に行く時は、ウパティッサは五百の籠に、コーリタは五百台の車に乗って行ったものでした。

さてラージャガハでは、丘の上の祭りと呼ばれるイベントが毎年開催されていました。二人の若者のために席が用意され、彼らは一緒に座り祝賀に参加しました。笑いに相応しい時には笑い、見世物が興奮に相応しい時には興奮しました。そして、追加のショーのご祝儀を渡しました。こうして、二人は、祭りの二日目を楽しんでいました。けれども三日目には、二人の分別が目を覚まし、もはや笑ったり興奮したりしませんでした。初日にしたように、追加のショーのご祝儀を渡したいとも思いませんでした。二人は同じことを考えていたのです:「ここで何を見るべきものがあるのでしょうか。百年もしないうちに、ここにいる人々は皆死にます。私達がするべきことは、救いの教えを探し求めることです」と。

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サーリプッタ尊者の生涯 (1)

[サーリプッタ尊者][Access To Insight]

Access to Insight Library にあるNyanaponika Thera による"The Life of Sariputta"を訳してみたものです。

Nyanaponika Theraについては Access to Insightにある紹介文に次のようにあります:。

ニャーナポーニカ長老(ジークムント・フェニガー)は1936年に生まれたドイツからスリランカに移り、ニャンナティローカ長老(1878-1957)の元で比丘として出家されました。1958年にはBuddhist Publication Societyの設立に尽力され、1984年まで編集長を、また1988年に引退されるまで会長を努められました。長老は57回目の雨安居の最後の日に、キャンディ郊外ウダワッタキャレー保安林(the Udawattakele Reserve)内のフォレスト・エルミタージュ(the Forest Hermitage)で穏やかに息を引きとられました。人々に賞賛されている長老の著作としては"The Heart of Buddhist Meditation"、"The Vision of Dhamma"、"Abhidhamma Studies"、(Bhikkhu Bodhiと共著で)"Numerical Discourses of the Buddha"があります[出典: Introduction to "The Vision of the Dhamma"(Kandy: Buddhist Publication Society, 1992)、"For the Welfare of Many" by Bhikkhu Bodhi.]。


目次
  • 序文
  • 第I部:誕生から阿羅漢になるまで
  • 第II部:智慧の完成
    • 友情
    • 他の人を助ける者
    • (解脱の)獲得
    • 法輪を転ずる者
    • サーリプッタ尊者の親類
    • 害意のない者
  • 第III部:彼岸
    • 最後にお返しされた借り
    • チュンダ経(Cunda Sutta)
    • ウッカチェーラ経(Ukkacela Sutta)
  • 第IV部:サーリプッタ尊者に関連する経典
  • 第V部:ジャータカにおけるサーリプッタ尊者
  • 付録:サーリプッタ尊者とマハーモッガラーナ尊者の遺骨についての覚書
  • 注釈

序文

スリランカの多くのお寺では、ブッダの像の両側に二人のお坊様の像があるのをよく見ます。片方の肩に衣をかけ、掌を合わせ敬礼の姿勢でお立ちになっています。その足元には、敬虔な信者達によって足元に花が置かれている時がしばしばあります。

そのお二人がどなたであるかと誰かに尋ねるなら、世尊の二人の筆頭のお弟子である、阿羅漢サーリプッタ尊者とマハーモッガラーナ尊者と教わることでしょう。お二人は、その生涯でそれぞれがお務めになったポジションにお立ちになっています。サーリプッタ尊者はブッダの右側に、マハーモッガラーナ尊者は左側です。19世紀の中頃にSanchiの大ストューパが開けられた時、遺骨室に二つの石の容器があるのが発見されました;北側の容器にはマハーモッガラナーナ尊者の身体の遺骨が納められ、一方南側の容器にはサーリプッタ尊者の身体の遺骨が納められていました。何世紀も過ぎ去り、2000 年以上の歴史が人間の人生の無常のドラマを長々と演じる間、これらはこうして安置されていたのです。ローマ帝国が勃興して滅亡し、古代ギリシアの栄光は遠い記憶になりました;変わりゆく地球の表面に、しばしば血と火によって、新しい宗教が名を記し、しかしそれらは結局、テーベとバビロンの伝説と混ざり合うのみで、そして交易の波は徐々に文明の大きな中心を東から西へ移していきました —一方でブッダの教えを全く聞いたことがない世代が生まれ消えていきました。けれども、このような時代の間をずっと、この聖人達の遺骨の灰は、その聖人達が生まれた地で乱されることなく安置され、忘れられてきました。ブッダのメッセージが広まる時はいつでも、お二人についての記憶は大切にされ、その生涯の記録は世代から世代へ受け継がれてきました。それは最初は口伝でなされ、後に仏教徒の三蔵—あらゆる宗教のなかで最も量が多く詳細な聖典—に書かれました。テーラワーダ仏教の地においては、世尊自身の次に、仏教徒の最も高い尊敬を受けているのが、この二人のお弟子なのです。このお二人の名前は、ブッダ自身と同じくらい、仏教の記録とは切り離せないものです。時が経つにつれて、お二人の生涯の伝承に多くの伝説が折り込まれていても、これは、お二人への常日頃の尊敬による自然な成行きです。

しかも、高い尊敬は証明済みです。ブッダほど、直接の弟子達によく仕えられた宗教の師はほとんどいません。そのお弟子達の中でも最も偉大な二人のうちの一人、サーリプッタ尊者の物語である以下のページを読んでいくと、このことが分かるでしょう。サーリプッタ尊者は、解脱の教理の理解の深さと幅、そして教える能力において、ブッダに次いで二番目の方なのです。サーリプッタ尊者の生涯に関連する説明は、三蔵にはありませんが、聖典のテキスト・注釈書に散らばっている様々な尊者が現れる出来事をつなぎ合わせることは出来ます。その中では、単なる出来事以上のものがあります。というのも、尊者の生涯がブッダの生涯と活動に密接に編み込まれ、きわめて重要な役割を果たされたからです。サーリプッタ尊者自身が指導的な役割を担った時も数々あります—有能な指導者、模範として、思いやりのある、思慮深い友人として、尊者の下に預けられた比丘達の暮しの保護者として、師の教理の敬虔なる宝庫として、Dhamma-senāpati 「法の将軍」の称号を尊者に授けた役割、そして尊者自身については、稀有な忍耐、不動さ、謙虚で公正な思考、言葉、行いのお方、ご自分が受けた一つの親切でさえも生涯を通じて感謝の念で思い出すべきことであったお方として。感情と無知の汚れから自由になった阿羅漢の中でも、尊者は、星が散らばる夜空の満月のよう輝いておられます。

続くページは、深い知性と清らかな性格を持つ、偉大なる師の真の弟子である方の物語を、著者の能力の限りに書き記したものです。この不完全な記録から、完全なるお方、完全に解放され、存在の最も高いレベルまで逹したお方の本質の何か、そういう方が周囲の人々にどのように行動し、話し、振る舞うのかについて、もし読者が得ることが出来るならば、そして、読むことで「このような人にまでなることが出来る」という確信の強さと信を持つこと出来るのであれば、この仕事は価値があることになり、完全に報われることになります。


出典は

The Wheel Publication No. 90/92 (Kandy: Buddhist Publication Society, 1987). Transcribed from the print edition in 1994 by W.D. Savage under the auspices of the DharmaNet Dharma Book Transcription Project, with the kind permission of the Buddhist Publication Society. HTML formatting by Jill H. Button.

ライセンスは以下のオリジナルに準じます:

Copyright © 1987 Buddhist Publication Society Access to Insight edition © 1994.

For free distribution. This work may be republished, reformatted, reprinted, and redistributed in any medium. It is the author's wish, however, that any such republication and redistribution be made available to the public on a free and unrestricted basis and that translations and other derivative works be clearly marked as such.

(日本語訳)無料で配布します。この作品はどんな媒体を通じても再発行・再版・リプリント・再配布して構いません。けれども、著者の望みは、無料で制限のないベースで公に利用できるようにそういった再発行や再配布がされて、翻訳や他の派生物はその旨を明記することです。


もし意味が通らない文があるならば、それは訳の拙いのが問題です。御指摘あれば幸いです。

商用の利用は御遠慮下さい。

初出: Wed April 08 2009 22:07 (+0900)

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最終更新時間: 2015-06-29 12:47