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ダンマパダ第185偈

[ダンマパダ]

目次

第185偈

パーリ語

Anūpavādo anūpaghāto,

Pātimokkhe ca saṃvaro;

Mattaññutā ca bhattasmiṃ,

Pantañca sayanāsanaṃ;

Adhicitte ca āyogo,

Etaṃ buddhāna sāsanaṃ.

anūpavādo: anūpavāda(an 「(否定)」+ upavāda 「非難」)「非難しない」(a.)→「非難しないこと」
anūpaghāto: anūpaghāta (an「否定」+ ūpaghāta)「害さない」→「害さないこと」
pātimokkhe: pāṭimokkha 「戒」(loc.)→「戒において」
ca:「また」
saṃvaro;: saṃvara (saṃvarati 「護る・制御する」)→「護ること」
mattaññutā: matta 「量」+ (ñ)ñu「知る」+ tā(-tā抽象化の接尾辞)→「適量を知ること」
bhattasmiṃ: bhatta 「食、食事」(loc.)→「食べることにおいて」
pantañca: panta 「辺境・独り・世間から離れて」(acc.)+ ca →
sayanāsanaṃ;: sayana 「臥」āsana 「座」(nom.?)→
adhicitte: adhicitta (loc.)→「(増上)心において」
āyogo:āyoga 「努力・研鑽」(nom.)→「研鑽すること」
etaṃ: etad 「これ」(n. nom.)→「これが」
buddhāna: buddha 「ブッダ」(pl., gen.)→「諸仏の」
sāsanaṃ: sāsana 「教え・教説」(n. nom.)→「教え(である)」

日本語訳

非難しないこと、害さないこと

戒において、また(自分を)守ること

食べることおいて、また適量を知ること

独り、また臥座すること

(増上)心において、また努めること

これが諸仏の教え。

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ダンマパダ第183偈

[ダンマパダ]

目次

第183偈

パーリ語

Sabbapāpassa akaraṇaṃ,

kusalassa upasampadā;

Sacittapariyodapanaṃ,

etaṃ buddhāna sāsanaṃ.

sabbapāpassa: sabba 「一切の」+ pāpa 「悪」(sg. dat.)→「一切の悪を」
akaraṇaṃ: a + karaṇa 「しないこと」→「しないこと」
kusalassa: kusala 「善い」(dat.)→「善を」
upasampadā: upasampadā(upsampajjati 「到達する・成就する」)→「到達すること」
sacittapariyodapanaṃ: sacitta (sva-citta)「自分の心」+ pariyodapanā(f.?)(pari 「遍く・完全に」+ odapeti ?)「浄化」(nom.)→「自分の心を清らかにすること」
etaṃ: etad 「これ」(n. nom.)→「これが」
buddhāna: buddha 「ブッダ」(pl., gen.)→「諸仏の」
sāsanaṃ: sāsana 「教え・教説」(n. nom.)→「教え(である)」

日本語訳

一切の悪をしないこと、

善に到達すること、

己の心を清めること、

これが諸仏の教え。


Gatha 183


22x22(2649bytes)上記のダンマパダの日本語訳については著作権は放棄します。御自由にお使い下さい(編集・改変・ソフトウェアに組込むなど)。ただし日本語訳についての質・内容は保証しませんし、この訳をご利用になる上で生じるいかなる不都合に対して、上の日本語訳の作者は責任を負いません。

訳が拙い・不適切なところがあるかも知れません。御指摘あれば幸いです。

初出: Sun February 08 2009 21:42 (+0900)


Dhammapadaのパーリ語はe-Tipiṭaka Quotation (World Tipiṭaka Edition 2005)のパーリ経典を元にしています

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ダンマパダ第184偈

[ダンマパダ]

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第184偈

パーリ語

Khantī paramaṃ tapo titikkhā,

Nibbānaṃ paramaṃ vadanti buddhā;

Na hi pabbajito parūpaghātī,

Na samaṇo hoti paraṃ viheṭhayanto.

khantī: khantī「忍ぶこと」(f. nom.)→「忍ぶことは」
paramaṃ: parama (a.)「最高の」→
tapo: tapo 「訓練」(m. nom.)→
titikkhā: titikkhā(tij のdesid.示意動詞「鋭からんと欲する」)「忍耐」(f. nom.)→
nibbānaṃ: nibbāna 「涅槃」(n. nom.)→「涅槃は」
vadanti: vadati 「説く」(3rd, pl.)→「説かれる」
buddhā;: buddha 「ブッダ」(pl. nom.)→「諸々のブッダ達が」
na:「〜でない」
hi:「実に」
pabbajito: pabbajita 「出家」(nom.)→「出家(である)」
parūpaghātī: para 「他」+ upaghāti 「害する」(a.)→「他を害する者は」
samaṇo: samaṇa 「沙門」(nom.)→「沙門(である」
hoti: hoti →「〜である」
paraṃ: para 「他」(acc.)→「他を」
viheṭhayanto: viheṭheti 「困らせる・悩ませる」(caus.? ppr. nom.)→「困らせる者は」

日本語訳

忍耐・堪忍は最上の修行、

涅槃は最高のもの、と諸仏は説き給う。

他を害する者は出家にあらず、

他を困らせる者は沙門にあらず。

参考

  • Gatha 184
  • 日常読誦経典(日本テーラワーダ仏教協会)

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最終更新時間: 2015-06-29 12:47