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ダンマパダ第16偈

[ダンマパダ]

目次

第16偈

パーリ語

Idha modati pecca modati,

Katapuñño ubhayattha modati;

So modati so pamodati,

Disvā kammavisuddhimattano.

idha:ここに、この世で
modati:(&raddic mud)(三人称・現在)喜ぶ
pecca:過ぎ去って、死後に
modati:
katapuñño: kata (karotiのpp)「なした」+ puñña 「福、善、功徳」(= puñña + kata 「善をなした」者のnom.?)→「善をなした者は」
ubhayattha:両方に
modati;:
so:
modati:
so:
pamodati:pa + mu + a「喜ぶ・楽しくなる」
disvā: dassati「見る」のger.「見て」
kammavisuddhimattano:kamma 「行為」+ visuddhim(ṃ)(visuddhiの対格)「清らかなるを」+attano「自己の」(-an語基の属格)

日本語訳

この世で喜び、死後に喜ぶ

善い行いをした者は両方で喜びます

彼は喜び、楽しくなります

自分の行為の清らかなるを見て。


参考

Gatha 16


22x22(2649bytes)上記のダンマパダの日本語訳については著作権は放棄します。御自由にお使い下さい(編集・改変・ソフトウェアに組込むなど)。ただし日本語訳についての質・内容は保証しませんし、この訳をご利用になる上で生じるいかなる不都合に対して、上の日本語訳の作者は責任を負いません。

訳が拙い・不適切なところがある思います。御指摘あれば幸いです。

初出: Wed July 23 2008 22:16 (+0900)


Dhammapadaのパーリ語はe-Tipiṭaka Quotation (World Tipiṭaka Edition 2005)のパーリ経典を元にしています

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パーリ語: 不定体

[パーリ語]

不定体

語形

  • 不定体は、語根の強形式あるいは現在形の語基に接尾辞tuṃ、ituṃをつけて作られる。
  • 子音で終わる語基はituṃをとる;母音で終わる語根のいくつかがtuṃをとる。
  • 第七類動詞と使役形は語基のeに続けてtuṃをとる。
  • 古い形では、tave, tuye、tāyeの形でもあるが、まれ。

用法

  • 不定体は不変語として使われる。
  • 意味は「〜するために」「〜することが(出来る)」:目的・可能・適当・希望・欲求など
  • 普通は、目的「〜をするために」を表現し、目的の与格と互いに入れ替えることが出来る
    • āyaの与格が一緒に使われる
  • 不定体は、能動か受動かと言えば、そのどちらとも言えない。そのため、受動の文にも能動の文にも使われる。
    • 受動文の場合は、具格の動作主と一緒に使われる:

      kulaputtenaupasṃkamitum 文字通りの意味は「尊敬されるべき方に近寄られるために」。

    • 能動文では:

      na sakkato āsanā pi vuṭṭhātuṃ「彼は席から立ち上がることさえ出来ない」。

  • 不定体に接頭辞 a-をつけて、否定語をつくることがある:
    • adātuṃ「与えないために」

不定体の例

rādh (VII)ārādhetuṃ喜ばせるために、満たすために
(k)kamupasaṃkamituṃ近付くために
kartuṃするために
gamgatuṃ行くために
jīvjāivituṃ生きるために
(j)jhejhāyituṃ禅定をなすために
(ñ)ñāñātuṃ知るために
tartarituṃ横切るために、渡るために
tuṃ与えるために
dis (VII)destuṃ教えるために
(ñ)ñappaññāpetuṃ告知するために
is(I)pariyesituṃ探求するために
vispavisituṃ入るために
pucchipucchituṃ尋ねるために
bhūbhavituṃ〜であるために
bhāsbhāsituṃ話すために
bhuj(II)bhuñjituṃ食べるために
muc (II)muñcituṃ自由になるために
(ṭ)ṭhāvuṭṭhātuṃ立ち上がるために、出起するために
(ñ)ñāsaññāpetuṃ(使役形)知らしめるために、教えるために
(s)susotuṃ聞くために
pacpacituṃ料理するために
thartharituṃ広げるために
chidchidituṃ, chettuṃ切るために
netuṃ, nitave導くために
budhbudhuṃ, boddhuṃ, buddhuṃ, bujjhituṃ知るために、覚るために
supsottuṃ眠るために
harharituṃ, hattuṃ運ぶために
tuṃ飲むために
vippahātave捨てるために
gaṇgantuṃ, gaṇetuye数えるために
namunnametave上げる(起こす)ために
marmarituṃ, marituye死ぬために
dis, dasdaṭṭhuṃ, dakkhituṃ, dakkhitāye見るために

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ダンマパダ第15偈

[ダンマパダ]

目次

第15偈

パーリ語

Idha socati pecca socati,

Pāpakārī ubhayattha socati;

So socati so vihaññati,

Disvā kammakiliṭṭhamattano.

idha:ここに、この世で
socati:(三人称・現在)憂う悲しむ
pecca:過ぎ去って、死後に
socati:
pāpakārī: pāpa 「悪い」+ kārī(kārin「作る・行う者」の男性・単数・主格)→「悪い行いをする者は」
ubhayattha:両方に
vihaññati:(vihanati「打つ、殺害する」のpass.)「打たれる」
disvā: dassati「見る」のger.「見て」
kammakiliṭṭhamattano: kamma 「行為」+ kiliṭṭham(ṃ)「汚染された、染まった」(対格)+ attano 「自己」(-an語基の属格)

日本語訳

この世で憂い、死後に憂う

悪い行いをする者は両方で憂います

彼は憂い、苦しみます

自分の行為の汚れたるを見て。


参考

Gatha 15


22x22(2649bytes)上記のダンマパダの日本語訳については著作権は放棄します。御自由にお使い下さい(編集・改変・ソフトウェアに組込むなど)。ただし日本語訳についての質・内容は保証しませんし、この訳をご利用になる上で生じるいかなる不都合に対して、上の日本語訳の作者は責任を負いません。

訳が拙い・不適切なところがある思います。御指摘あれば幸いです。

初出: Mon July 14 2008 21:35 (+0900)
修正: Wed July 23 2008 22:16 (+0900)


Dhammapadaのパーリ語はe-Tipiṭaka Quotation (World Tipiṭaka Edition 2005)のパーリ経典を元にしています

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Aniccā vata saṅkhārā, uppādavayadhammino ...

[ディーガ・ニカーヤ]

目次

D 16 Mahāparinibbānasutta 36 Parinibbutakathāから

パーリ語

Aniccā vata saṅkhārā, uppādavayadhammino;

Uppajjitvā nirujjhanti, tesaṃ vūpasamo sukho

aniccā: anicca 「無常」の複数・主格
vata:(副詞)「実に」
saṅkhārā:saṅ;khāra のpl. nom.「諸行(は)」
uppādavayadhammino:uppāda 「生起」+ vaya 「衰滅」+ dhammino (dhamma「性質」+ ina 「持つ」?よく分かりません)
uppajjitvā: uppajjati「生じる」のger.→「生じて」
nirujjhanti: nirujjhati「滅する」の三人称・複数
tesaṃ: ta「それ・彼」のpl. dat. gen.「その」
vūpasamo: vūpasama「静寂」「寂滅」のsg. nom.
sukho:sukha 「楽」「安楽」「幸福」

Aṭṭhakathāの Mahāparinibbānasuttavaṇṇanā 221によれば

Uppādavayadhamminoti uppādavaya sabhāvā. Tesaṃ vūpasamoti tesaṃ saṅkhārānaṃ vūpasamo, asaṅkhataṃ nibbānameva sukhanti attho.

「Uppādavayadhamminoとは」uppādavaya の「自性、実相、天然」。「Tesaṃ vūpasamo」とは「これら諸行の消滅である、(すなわち)無為・無行である涅槃こそが喜びという意味(である)」

日本語訳

実に、諸行は無常です。生じては滅する性質のものです。

生じて滅する、これ(諸行)の寂滅(涅槃)が安楽です。


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最終更新時間: 2015-06-29 12:47